<キャリアカウンセラー資格で学ぶこと>

キャリアカウンセラーの資格といってもいろいろあります。全部で14の団体が認定されているようです。その中でもっとも会員数が多いのが キャリア開発協会 が発行している CDA です。

キャリアカウンセリングの歴史から始まりキャリアカウンセリングの理論や技法、さらには求人の見つけ方から応募書類の書き方まで幅広く学びます。

私は、人材ビジネス歴15−6年の時に取得しましたが、学ぶ点は多かったと感じました。もちろん人それぞれだと思いますが、実務経験者にとっても参考になる内容だと思います。
 

<どんな職業に生かせるのか>

□人材ビジネス

□学校の就職進路担当

□行政関係(ハローワークなど雇用に関連する部門)

□キャリアカウンセラーとして独立

□営業

□管理職

□人事

□教育研修

など、幅広い職業に生かすことができると思います。

キャリアカウンセリングがしたいから人材業界を志望しています!

 将来はキャリアカウンセラーを目指しています!

という方がたくさんご相談にお越しになります。

大変、すばらしいことです。
インプレッションではそのような皆様の目的実現のための応援もしていきます!
 

ここで、考え方を整理しておきたいと思います。

例えば キャリアカウンセリングという技法 を
人材紹介会社の仕事でどのように活かすのか考えてみたいと思います。

何度もお話しをしていますが、人材紹介会社にとってのお客さまとは
 

               求人企業 と 求職者
 

です。

キャリアカウンセリングは、求職者の皆さまに対するサービスですね。

あなたは、ご相談にお越し頂いた求職者の皆さまに対して 

キャリアカウンセリングがしたい訳です。
 

    ところが、 です。
 

キャリアカウンセリングがしたいという表現を直訳すると、多くの場合


それはあなたの都合 なんですね。
 

   大切なお客さまである求職者の皆様へ意識を向けてみましょう!
 

どういうことかというと
お客さまである求職者の皆様は、もっと別のことをあなたに期待されていらっしゃるかもしれません。

もちろん、キャリアカウンセリングをして欲しくて人材紹介会社にお越しになられる方も
いらっしゃるでしょう。

でも、そういう方ばかりがお越しになる訳ではありません。。

人材紹介会社には、いろんな目的をお持ちの方がお越しになります。

中には

関心のある業界のことが知りたいので教えて欲しい 

という目的の方もいらっしゃれば


興味のある仕事を紹介して欲しい という目的の方もいらっしゃいます。

でも一番多いのは・・・

 

人材紹介会社にご相談にお越しになる多くの皆様は

       転職を成功させること

を目的とされている方が一番多いんですね!
 

ということは
キャリアカウンセリングで求職者の皆様の目的が完結する場合もあれば
完結しない場合もあるんです。

もう少しわかりやすく説明しますと
 

キャリアカンセリングは 求職者の皆様に転職を実現して頂くための手段であり
目的ではない(場合が多い)んですね!

 

目的は求職者の皆様の転職を成功に導いていくこと
その手段の一つとして キャリアカウンセリングという手法を活用する

まとめると

キャリアカウンセリングスキルを活用し

求職者の皆様の転職をお手伝いさせて頂く

ということになります。
インプレッションではそのように考えております。

◎もちろん有利です。

◎でもキャリアカウンセリングは手段であり目的は転職成功させることで売上をあげることを理解していることが前提です。

◎実際、人材紹介会社の面接で

「キャリアカウンセリングがやりたいので転職を希望します 」

だとまず間違いなくNGでしょう。

◎同じ人材紹介会社の一つの形態に 再就職支援会社 というのがあります。 

こちらは、再就職を目指しておられる皆様へのキャリアカウンセリングが主業務の一つです。資格取得された方が多数ご活躍されております。

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